名高いエコール・ルサージュで学ぶことは、1世紀半以上続く情熱とつねに進化し続けるノウハウを受け継ぐこと。そして、アート刺繍のメゾンが熟知し、進化させ続けている技術を習得できるチャンスなのです。

1992年、フランソワ・ルサージュはその類まれなノウハウを伝授したいと願い、学校を開校しました。これにより、刺繍をこよなく愛するすべての人が、各々の夢をかなえる可能性を提供したのです。開校以来、プロ・アマチュアを問わず、世界中から年間400人もの人々が、メゾンアトリエの創業以来の拠点、ラ・グランジュ・バトゥリエール通り13番地を訪れます。

講師陣はすぐれた腕を持つ刺繍職人で、中には非常に有名なアトリエで仕事をする者もいます。各受講生はこれら講師たちから、自分に合った指導を受けることができます。

コースでの指導を通じて、モード界の名だたるメゾンと切っても切り離せないメゾン・ルサージュの素晴らしい歴史の一部を共有することができるでしょう。

アルベールとマリ=ルイーズ・ルサージュ夫妻が、1858年に創業されたミショネ刺繍アトリエを購入し、その後、20歳にも満たなかった息子フランソワがメゾンの運営を一手に引き受けたのがルサージュの歴史です。その歴史を通して、ルサージュはつねに最も期待されるコレクションの成功に貢献してきました。伝統的なノウハウを伝えながらも新しい技術を生み出し続け、そして高名な顧客の要求を満たすために、完成度の高い、時代にマッチした作品を作り続けてきました。

メゾンには7万点にもおよぶサンプルが保管されており、これは世界で最も重要なアート刺繍のコレクションとなっています。マドレーヌ・ヴィオネ、スキャパレッリ、イヴ・サンローラン、クリスチャン・ラクロワなど、国際的に有名なメゾンの美しいショーを華やかに飾った刺繍作品を見ることができます。                     

シャネル、ルイ・ヴィトン、クリスチャン・ディオールや、オートクチュール、高級プレタプルテの新コレクション発表の度に、2012年12月にパンタンに移されたアトリエで、ルサージュメゾンの刺繍職人が、そのコレクションの数を増やし続けています。

受講を通じて、情熱にあふれるエコール・ルサージュの講師たちは、宝のようなオートクチュール刺繍やインテリア刺繍の秘密を、受講生が自分の手で作ることによって発見できるよう指導いたします。専門家の目の前で、特別に選ばれた技術にトライできます。

また、ファッションデザインを学ぶ学生や、高級ブランドおよびファッション業界のマネジャーを目指す方々も、本校開催のセミナーを通して芸術の歴史や経済活動について知ることができます。中でも、2002年に、シャネルの子会社パラフェクション社の配下に入ったルサージュ・メゾンについて知識を深めることができます。

各受講生にあったコース

初級者から上級者まで、刺繍をこよなく愛する方から、ファッションやインテリアの一流メゾンに認められたプロの講師によるコース受講を希望される方まで。エコール・ルサージュは各人に合ったコースを各種用意しております。

最初の面談で、あなたのニーズとレベルに最も適したコースを選び、受講者のスケジュールとクラスの空き具合に従って、各人に合ったプランニングが作成されます。
受講中はグループで作業するものの、1人の講師が異なるレベル6人の受講生に付き添い、アート刺繍の数々の技法をひとつひとつ個別に指導します。

年間を通して、いつでも入学できます。
コースは月曜日~金曜日、9時30分から12時30分、そして14時から17時まで、英語かフランス語で行われます。
夜間コースは、1ヶ月に1度、19時から21時です。
すべてのコースの有効期間は、登録日から1年です。

アート刺繍の技法

6時間、12時間、18時間の中から選べるこのコースでは、数々のモチーフを通して、アート刺繍の技法を学ぶことができます。
初心者、上級者を問わず、すべてのレベルの方が受講できます。
担当者と話し合い、あなたのニーズとレベルに合ったコースを選択することをお勧めいたします。

各コースは3時間単位で受講できます。 料金には、コース受講料、サンプル料、必要品料、小道具料が含まれています。また必要に応じて、刺繍枠をレンタルいたします。

アート刺繍のすべて

当校は2種類のトレーニングシリーズを新たに実施いたします。各シリーズの8レベルを終えれば、すべての刺繍の技術をマスターしたプロレベルに達することができます。初心者から上級者まで、レベルを問わずご受講いただけます。ただし今までにリュネヴィル・クロシェ刺繍をしたことがない方は、事前にクロシェ入門コースを受けることを強くお奨めいたします。エコール・ルサージュは教育訓練個人休暇(Congé Individuel de Formation)の対象になり得ます。

 

2016年4月から開始されるこの新シリーズは、現在までのメゾン・ルサージュの保存資料からインスピレーションを得たもので、年代ごとに異なる刺繍トレンドをたどります。8つのレベルで構成されており、学習時間はトータルで264時間に及びます。

エコール設立の際に考案されたこのシリーズは8つのレベルに分かれており、学習時間はトータルで258時間に及びます。

当校では各生徒のニーズに合ったシリーズを選べるよう、面談を受け付けております。お気軽にご相談ください。

各コースは3時間単位で受講できます。 料金には、コース受講料、習作料、必要品料、道具料が含まれます。 刺繍枠(90€)の購入が必要です。刺繍枠があれば、次の受講クラスまでに自宅で刺繍作業を続けることができます。

プロコース

各150時間の2つのコースでは、プロレベルのオートクチュール刺繍とインテリア刺繍を学ぶことができます。各コースごとに厳選された習作を1点作成しつつ、さまざまな技法を学びます。
初心者、上級者を問わず、すべてのレベルの方が受講できます。
ただし、これまでにリュネヴィル刺繍をされたことのない方は、事前にクロシェ・ドゥ・リュネヴィルを使うコースを受講されることを強くお勧めいたします。

アート刺繍のすべての技法を習得するには、上級者コースのレベル7とレベル8を終了することをお勧めいたします。
エコール・ルサージュは職業訓練休 暇の対象になり得ます。

担当者と話し合い、あなたのニーズとレベルに合ったコースを選択することをお勧めいたします。

各コースは3時間単位で受講できます。 料金には、コース受講料、サンプル料、必要品料、道具料が含まれています。 刺繍枠(90€)の購入が必要です。刺繍枠があれば、次の受講クラスまで自宅で刺繍作業を続けることができます。

アート刺繍の入門コース

2 時間のコースで、理論面と実践面でアート刺繍の基本を学ぶことができます。ファッション職人の仕事、そして刺繍作品の制作についての紹介の後、受講生はエコール講師の指導のもとに刺繍サンプルを制作します。

この夜間コースは1ヶ月に1度、19時から21時まで行われます。すべてのレベルの方が受講できます。受け入れられる受講生の数に限りがあるので、ご登録の前に担当者との面談をお勧めいたします。

料金にはコース受講料、サンプル作成のための必要品料、道具料が含まれています。

各種セミナー

ファッション職人の技を実際に体験することができます。

セミナーは1日中行われ、受講生グループに講義と実習を通じて、ファッション職人の現実とその重要性について知識を深める機会をご提供いたします。

創業以来、オートクチュールや高級プレタポルテの歴史と分かちがたく結びついているメゾン・ルサージュは、2002年にシャネルグループに入ります。現在は、ルマリエ、マッサロ、グーセンス、メゾン・ミッシェルなど、11のアトリエを配下に収める子会社パラフェクションのもとで発展を続けています。これら有名メゾンは、古くからの技や類を見ないノウハウを今に伝えながらも未来に目を向け、さらに革新を続けています。

ファッションデザインを学ぶ学生、ファッション業界・高級ブランド業界のマネジャーを目指す皆さまに、メゾン・ルサージュを筆頭にしたファッション職人の経済史を通して、具体的に講義いたします。

私たちは、ファッション職人についての知識が、ファッション業界の未来を担うリーダーの皆さまにとって重要な切り札になると信じており、ファッション教育機関のコースに、これらのセミナーを取り入れるよう提案しています。当校の担当者と話し合い、あなたの教育機関と生徒のニーズとレベルに合ったコースを選択することをお勧めいたします。

 

Écoles internationales et échanges

— Academy Of Arts, San Francisco
— Bocconi, Milan
— Central St Martin’s, Londres
— 
Fashion Design Academy, Danemark
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FIT, New York
— 
HES, Genève
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Parsons, New York
— 
Royal College Of Arts, Londres

Écoles françaises Mode & Design

— École de la Chambre Syndicale de la Couture
— ENSAD
— ESMOD
— IFM
— MOD’SPE
— Paris College Of Arts
— Studio Berçot

Écoles françaises de Management

— EM Lyon
— ESSEC
— HEC
— IESEG
— Sciences-Po, Paris

あなたに付き添います

エコール・ルサージュのコース受講中に、手続き上のことや受講内容のことでご質問がある場合は、お気軽にご相談ください。ステファニー・エヌロンが各人に最もあったコースを選択できるようお手伝いいたします。また学費資金に関するご相談にも乗ります。

刺繍と教育という職業に情熱をもって取り組む講師陣が、受講期間中あなたに付き添います。講師陣はすぐれたノウハウを持つだけでなく、指導熱心でもあり、最高のアート刺繍コースを受けることができます。

  • Stéphanie Henneront 応用外国文学一般教養課程を修了し、政治公共コミュニケーションの修士課程を修了した後、1997年よりエコール・ルサージュに勤務し始めますが、すぐさまメゾン・ルサージュのアート刺繍に魅せられてしまいます。総務部長であると同時に、コーディネーションを担当しています。各生徒と面談し、各人がそれぞれのレベルとプロジェクトにあったコースを選択できるようお手伝いいたします。エコール・ルサージュのコース期間中、何なりとご相談ください。夢のような学校で、世界諸国からやって来た生徒たちとお会いできるのを楽しみにしています。
  • Aline Gonzalez 高校生の頃から、クリスチャン・ディオール、エマニュエル・ウンガロ、ジョン・ガリアーノの色彩あふれる大きなドレスに魅了されていたものの、おとぎ話の世界のように感じていました。大学では近代文学を専攻しますが、3年生の時に、ルサージュ氏が刺繍スクールを開講することを聞きつけ、学校を訪問します。この職業の魔法にあっという間に心を奪われ、コース受講のためにパリへ引っ越して来ます。アート刺繍の職業適性証書取得すると、その頃タイのシリキット王妃からの注文が増加していたこともあって、1996年にルサージュのアトリエで働き始めます。16年後の2012年、作品つくりのための夜仕事の家族的な雰囲気や、世界中のファッションショーで披露される夢のようなドレスを楽しみつつも、エコール・ルサージュでのフルタイムの教員にならないか、との提案を喜んで受け入れます。以来、毎日が新たな楽しみとなっています。
  • Marie-Line Ledon-Lion 学生の頃、ロシュフォールにある金糸刺繍学校の展覧会に立ち寄って以来、マリ=リーヌ・ルドン=リヨンはこの職業に情熱を燃やしています。金糸刺繍とファッションの学位をいくつか取得した後、2005年にメゾン・ルサージュのアトリエで勤務し始め、彼女の夢は現実のものになります。そして貴重な経験を積めばつむほど、刺繍への愛はさらに強くなって行きました。クリスチャン・ラクロワのオートクチュール最後のショー用のためにウエディングドレス制作するにあたり、ルサージュ氏と共に仕事した時のこと。シャネル・オートクチュールのモデルのために、初めてサンプルを選んだ時のこと。そんな経験を思い出すと、今でも胸がいっぱいになります。アトリエでの仕事を続けながら、2007年にはエコール・ルサージュの仕事にもたずさわるようになります。大きな喜びを感じながら、さまざまな生徒たちにノウハウを伝えています。
  • Caroline Maréchal 5歳の頃から、将来はダンサーになるのだ、と家族の者に言い続けていました。コンセルヴァトワールでクラシックバレエの授業を受けた後、パリオペラ座のバレエ学校に学びます。そしていくつものバレエ団に所属しながら、世界中で公演します。35歳の若さでバレエのキャリアを引退し、次のキャリアを積むための新たなる情熱を探し求めていた時、プロフェッショナル・サロンでエコール・ルサージュの刺繍を見かけて一目ぼれします。それはまさに新たな道の発見でした!エコール・ルサージュでのコース受講後、1998年にメゾンで働き始め、その後エコールで教える立場となります。生徒の皆さまが最初に行き当たる困難を乗り越え、希望するレベルに到達し、喜びと誇りで満たされるようサポートいたします。
  • Aurore Mesmer 彼女のキャリアは出会いに彩られています。ゆるやかなラインの服飾を得意とし、女性用スーツを専門に学びました。学んでいる間、先生の1人を通して金糸刺繍を発見し、その技術を習得します。その後2008年、メゾン・ルサージュのアトリエで働くことになります。彼女がルサージュのアトリエで評価しているのは、制作されるモデルの種類の多さと、豊富なコレクションのリズムです。そして最も記憶に残っているすばらしい記憶は、もちろんルサージュ氏との出会いです。2011年、刺繍職人としてのキャリアを続けつつも、エコールで教員になる提案を受けます。ここでもまた人々と会うことが好きな性格が発揮されます。生徒たちと出会える教員の職を、喜んで引き受けたことは言うまでもありません。
  • Annie Penin 小さい頃から母親に針仕事の初歩を習い、それに情熱を燃やします。カナダに引っ越した後、モントリオールでファッションデザインとパターン制作の勉強をします。そこでクリスチャン・ラクロワ、イヴ・サンローランのために制作されたルサージュのクリエーションを発見し、称賛の念を抱きます。2年後、教職分野での勉強を続けながら、自分の刺繍アトリエを立ち上げます。そしてある一つの夢をかなえることにします。その夢とは、学校の長期休暇中にエコール・ルサージュで刺繍の技術をマスターすること。また同じころ、自分のアトリエでは記憶に残る限り最も美しい注文を受けます。セリーヌ・ディオンの舞台用衣装の制作依頼です。今日、この衣装はモントリオールのコスチューム&テキスタイル美術館に展示されています。彼女は10年にもおよぶセリーヌ・ディオンとのコラボレーションと同時進行で、シルク・ドゥ・ソレイユとも一緒に仕事をしました。またその間、金刺繍とニードルペインティングの技術をさらに向上させました。フランスに戻った2011年からは、エコール・ルサージュで教鞭をとっています。持っているノウハウを伝え、世界中のあらゆる国々からの生徒たちと交わりながら、生徒の皆さんが少しずつクロシェ・ドゥ・リュネヴィルをマスターするのを何よりも楽しみにしています。生徒とクリエーションをシェアすることすらある程です。
  • Diamo Wafo オーダーメイド服とアクセサリーの職業学習証書を取得する課程で、アート刺繍を発見します。研修期間をロリス・アザロのメゾンで過ごし、その際に、デザイナーのアシスタントとして、ウエディングドレスの刺繍をするという最初の経験に情熱を燃やします。こうして、メゾン・アザロで刺繍アクセサリーとプロトタイプのデザイナーアシスタントとなった後は、モンテックス刺繍アトリエで針刺繍師となります。2007年からは、メゾン・ルサージュにおいて、エコールの資材管理を任されています。数多くのコースのための必要品を買い、刺繍キットの準備をしています。またセミナーの際には刺繍台を設置します。新しい素材を常に探し求めてる彼女は、貴重な素材の取り扱いを得意としています。

あなたの目的とレベルに最も適した受講コースを選択できるようにするため、そしてコースに関する質問にお答えするため、ステファニー・エヌロンに事前にご相談いただけますようお願いいたします。面談のご予約には、以下のフォームで日付と時間帯をご選択ください。その際に、校内での面談をご希望か、電話での相談をご希望かをご記入ください。後日、お名前とご住所をお伺いいたします。面談の日にちと時間の都合がつきましたら、面談の確認メールをお送りいたします。(個人情報の取り扱いについて)

  • Appointment Info

A学ぶB刺繍するC創作する

アート刺繍においては、針の他にもクロシェ・ドゥ・リュネヴィルがよく使われます。クロシェは1810年に、その名前にもなっている街で発明されました。クロシェで刺すステッチもまた同じ名前で呼ばれており、元々はチュールにチェーン状に刺すステッチでした。木製の取っ手の先に金属製のかぎが付いたこの道具を使うと、とても薄い布を含めるあらゆる種類の布に、デリケートな刺繍を施したり、パールやスパンコールなどの素材を散りばめたりすることができます。刺繍枠に張った布の裏側から刺すにもかかわらず、経験の浅い方でも、針刺繍よりも速く、正確に、そして簡単に刺すことができます。

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刺繍の職業

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アウトラインステッチ

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クロスステッチ

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サテンステッチ

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ジャーマンノットステッチ

チェーンステッチ

ノットステッチ(スイヴィ)

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パーツの刺し方(ドゥブ)

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パーツの立体的刺し方

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パセルモルデュ

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フラットステッチ

ポワン・ダレ

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ポワン・ドゥ・グラン

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ポワン・ドゥ・ブローニュ

ポワン・ドゥ・ポスト

ラメの往復縫い

リボンの往復縫い

レイジーデイジーステッチ

巻きリボン

立体的な刺し方

芯入りサテンステッチ

芯詰め

革のドレーピング技法

クロシェ・ドゥ・リュネヴィル

シルクのポワンティレ

チェーンステッチ

パーツのイギリス式刺し方

パーツの刺し方(イレギュリエ)

パーツの刺し方(ヴェルミセル)

パーツの刺し方(エカイユ)

パーツの刺し方(カッセ)

パーツの刺し方(リーニュ)

パーツの刺し方(リヴィエール)

パイエットの立体的な刺し方

ポワンティレでのビーズ・チューブの刺し方

ポワンムース

ポワンリッシュ

まっすぐな革の刺し方

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ランプリサージュ(表から)

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ランプリサージュ(裏から)